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中原昌也さんって、こんな大変なことになってたんだ、と日刊スポーツの報道で知る

「糖尿病、脳梗塞で闘病の中原昌也氏が退院」という報道ですが、この中原昌也さんって人は「暴力温泉芸者」という一人ノイズユニットをやっていた人で、ものによっては、いいものも多く、私は勝手に映像をつけ、アップしたりしていました。

以下は、1996年の暴力温泉芸者の曲に、グルジアの映画監督セルゲイ・パラジャーノフの『ざくろの色』という1971年の映画の色調をムチャクチャ変えて重ねたものです。

まあ、ノイズです。

中原昌也さんは、年齢を見ると私よりもずいぶんとお若くて、いろいろお大変な方も多くなっていますね。


糖尿病、脳梗塞で闘病の中原昌也氏が退院「自宅でリハビリなどを継続」9月に左半身麻痺など公表

日刊スポーツ 2023/11/19

音楽家で作家、映画評論家など幅広く活躍する中原昌也氏(53)が退院したことが19日、書籍の出版やイベント開催を手がける「boid」公式サイトで報告された。

中原氏は糖尿病および合併症などの治療のため、今年1月から入院していたことが公表されていた。

同サイトでは「先日ついに退院をすることができました!引き続き、自宅でリハビリなどを継続していくとのことです」と中原氏の近況を伝え、「今後とも変わらず温かく見守っていただけましたら幸いです」と呼びかけられた。

同サイトでは今年9月、「中原は、糖尿病の合併症として脳梗塞を引き起こしました。それが起因し、左半身が麻痺していたり、長時間座っていることが難しかったりと、これまでと同じような生活を送っていくことは難しい状態にあります」と入院生活が続く中原氏の体調について明かされた。

その際、中原氏からの「体調は入院前も後も相変わらず良くないし、性格は暗くなる一方です」「一生病院に入らなくて済む人生にしたいです」といったコメントも公開されていた。




2023年のパイロットからの飛行中の緊急信号(メーデー呼び出し)が、2019年より380%増加

 

メーデー呼び出しとは、以下のようなものです。

> メーデー呼び出しは、船舶、航空機、車両、または人間が重大で差し迫った危機にあり、即時の救助を必要としていることを意味する。Wikipedia

飛行機の場合は、おおむね「操縦中のパイロットの体に何らかの異変が起きた」ことがほとんどだと思われます。その増え方がすごい。以下がグラフです。

2018年から2023年までのメーデー呼び出し数の推移(月平均)

theburningplatform.com

安心して飛行機に乗ることも難しくなってきている時代ですね。

(参考記事)2023年8月だけでパイロットの「操縦中の心停止」が4件発生。そして、この半年で報じられた操縦中の人事不省事例の数々
地球の記録 2023年8月22日




フィンランドの保健当局がデータベースから「男性不妊症のデータをすべて削除」

 

少し前の以下の記事で、2023年のフィンランドの男性不妊症の数が、2022年の 6倍近くになっていることを取り上げました。

(記事)フィンランドでは、2023年の「男性」不妊症の率が、2022年より約6倍増加している
BDW 2023年11月17日

フィンランドの男性の不妊症の率の推移

 

その後、このデータを投稿されたフィンランドの方と思われる方が X に以下のように投稿していました。

「フィンランド国立保健福祉研究所(THL)がオープンデータベースから情報を削除し始めたようだ。最新版(2023年11月11日)のデータベースより、男性不妊症(N46)に関する情報が全て削除された」

Ilkka Rauvola

フィンランド国立保健福祉研究所の該当ページを見てみますと、確かに、男性不妊症に関しては何のデータも示されなくなっていました。

国立保健福祉研究所の「男性不妊症(N46)」のページより

thl.fi




イエローストーン国立公園で「ゾンビ」シカ病(シカのプリオン病)が初めて確認される

 

すでに、全米31州に広がっているそうですが、気になったのは、以下の部分です。

> これは、感染性タンパク質であるプリオンが動物の脳と神経系をゆっくりと破壊するためだ。

プリオンといえば…これはヒトの場合ですが、スパイクタンパク質を思い出します。

(参考記事) mRNAコロナワクチンとプリオン病に関する論文の続報
In Deep 2021年4月13日


人気の国立公園で「ゾンビ」シカ病の初の既知症例が発見される

independent.co.uk 2023/11/18

First known case of ‘zombie’ deer disease found in beloved national park

イエローストーン国立公園で、「ゾンビシカ病」の最初の症例が確認された。この恐ろしい病気はシカの体を徐々に機能不全に陥らせるものだ。

国立公園局はニュースリリースでこの症例を認め、正式名称は「慢性消耗病」(CWD)というこの病気の存在を監視し調査する以外に現時点でできることはあまりないと述べた。

国立公園局は、夏にイエローストーンの南東部に移動するワイオミング州コーディ近郊のラバジカの約 10~ 15%が慢性消耗病に感染していると推定しており、今年 11月の時点で全米 31州で報告されている。

疾病管理予防センターによると、シカの症状が発現するまでに 1年以上かかる可能性があるという。

通常、鹿は体重が大幅に減少し、よろよろと歩き回り、すべてのエネルギーを失う。そのため、この病気はゾンビのような動作をすることからこの名前が付けられた。

これは、感染性タンパク質であるプリオンが動物の脳と神経系をゆっくりと破壊するためだ。最終的に死にいたる。

慢性消耗病は、糞便、唾液、血液、尿などの体液を介して広がるが、現時点では治療法もワクチンもない。

CDCによると、カナダの3つの州でもCWDの報告があり、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンのトナカイやヘラジカでも発生しており、韓国でも少数の輸入症例が報告されているという。

CDCは、人間がこの病気に感染した例は報告されていないが、感染したシカと接触したサルなどの他の動物に影響を与える可能性があると述べた。



世界で最も「子どもを大事にする社会」だった120年前の日本

 

今はもうもう……。子どもにコロナワクチン打たせて、38℃程度の熱で、子どもに解熱剤を飲ませている時代ですから。

以下は、渡辺京二さんの名著『逝きし世の面影』からの抜粋です。


『逝きし世の面影』第十章「子どもの楽園」より

 

エドウィン・アーノルドは 1899年(明治 22年)来日して、娘とともに麻布に家を借り、1年2ヶ月滞在したが、「街はほぼ完全に子どもたちのものだ」と感じた。

「東京には馬車の往来が実質的に存在しない。…従って、俥屋(くるまや)はどんな街角も安心して曲がることができるし、子どもたちは重大な事故をひき起こす心配などはこれっぽっちもなく、あらゆる街路の真っ只中ではしゃぎまわるのだ。この日本の子どもたちは、優しく控え目な振る舞いといい、品のいい広い袖とひらひらする着物といい、見るものを魅了する。手足は美しいし、黒い眼はビーズのよう。そしてその眼で物怖じも羞かみもせずにあなたをじっと見つめるのだ」

子どもたちが馬や乗り物をよけないのは、ネットーによれば「大人からだいじにされることに慣れている」からである。彼は言う。

「日本ほど子どもが、下層社会の子どもさえ、注意深く取り扱われている国は少なく、ここでは小さな、ませた、小髷をつけた子どもたちが結構家族全体の暴君になっている」。

モースは言う。「私は日本が子どもの天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子どもが親切に取り扱われ、そして子どものために深い注意が払われる国はない。ニコニコしているところから判断すると、子どもたちは朝から晩まで幸福であるらしい」


以下の記事に他の抜粋などがあります。

(記事)革命的行動の最上位は「子どもたちへの無条件の愛」を獲得した社会に戻すこと
In Deep 2015年07月12日




末期ガンで、抗ガン剤を使った場合と「何の治療もしない」場合の生存率の比較

 

1995年の著作からで、新しいデータではないですが、まあ…今もそんなに変わっていないのではないのかなと。

以下は、当時のランセットに掲載された、

・抗ガン剤を4種類使用しての治療
・抗ガン剤を1種類使用しての治療
・治療しない

のそれぞれの生存率の比較です。

末期の肺ガンで抗ガン剤を使った場合と使わない場合の生存率

近藤 誠 – 「がん」ほどつき合いやすい病気はない




西洋医学のお医者様の本質は、500年前からそんなに変わっていないようです

 

以下は、パラケルスス(1493 – 1541年)という 16世紀の異端の医学者であり錬金術師であった人の言葉です。ルドルフ・シュタイナーが 1908年の講義で語ったものです。特に最後の一文である「医者が患者を連れていくのは、葬儀場だ」は、おおむね現代と同じです。

以下の記事の後半にあります。

(記事)シュタイナーが「愚か者」扱いされた100年前も、あるいはパラケルススが医学界から追放された500年前も西洋医学の問題は現在と同じだった
In Deep 2015年04月25日


500年前の医師パラケルススの言葉

 

南欧の医者たち、モンペリエ、サレルノ、パリの医者たちは栄光にあこがれ、人を軽蔑したいと思っている。それなのに、医者たち自身はなにもものを知らないし、なにもできやしない。これはおかしいんじゃないか。

医者のおしゃべりな口も、豪奢な服装も、患者をごまかす技術にすぎない。浣腸したり、下剤をかけたり。

それでも死んでしまったら、あらゆる手段を尽くしたんだから仕方ない。医者たちは偉大な解剖学に通じているという。それなのに、酒石が歯に引っ掛かっているのを見落とす始末。

医者は、なにを解剖し、なにを見ているのか。

医者は、糞尿と付き合うけれど、目が二つしかないので、目のまえの体がよく見えない。ドイツの医者は一生懸命、カッコウみたいに覗く。

そうやって、いろんなものを見るけれど、昔のほうがかえってよく見えていた。糞尿と腐肉に囲まれて窒息しそうだ。

医者が患者を連れていくのは、葬儀場だ。