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スイスで「不可解なコロナの系統」が発見(あるいは再発見)される

 

分子ウイルス学者の方の投稿ですが、現在のスイスでは、2020年に流行したものの系統である B.1.416 という亜種が蔓延しているようです。

グラフから以前の同株の流行の時期(2020年)を見ますと、これは武漢株の系統ですよね…。ADE…。

スイスの排水中のコロナ変異種 B.1.416 の割合の推移

Marc Johnson

以下のように書かれていまして、そして、その後、分析結果を載せられているのですが、そっちのほうは私には理解できないですが、一連の投稿にあります。

> 私は今週末、別の不可解な系統を発見(または再発見)しましたが、これはこれまでで最も奇妙な系統です。

> 時々、誰かが私に非常に手の込んだいたずらをしているように感じることがあります。

> これを信じるかどうかは自分でもまだわかりません。

Marc Johnson




中国が「紅海への艦隊の派遣」を決定

 


中国艦隊、緊張高まる中紅海へ向かう

Asharq Al-Awsat 2024/02/26

Chinese Fleet Heads to Red Sea amid Rising Tensions

イラン支援のフーシ派民兵組織による紅海での船舶攻撃で緊張が高まる中、中国は同地域に艦隊を派遣することを決定した。

新華社通信の報道によると、中国人民解放軍海軍第46艦隊は 2月21日、広東省の沿岸都市湛江市を出港し、同地域に向けて出航した。

この配備は、アデン湾とソマリア沖の海域を確保するための中国の継続的な取り組みの一環であり、第45艦隊の後継となる。

新華社通信によると、第46艦隊の海軍任務には誘導ミサイル駆逐艦「焦作」、ミサイルフリゲート艦「許昌」、総合補給艦「紅湖」が含まれている。

700人以上の将兵とヘリコプター 2機が搭乗している。

一方、米軍は 23日、フーシ派の無人機と対艦巡航ミサイルが商船や米海軍艦艇に差し迫った脅威を与えていると判断し、攻撃を発表した。

軍中央軍によると、今回の攻撃はイエメンのフーシ派支配地域から紅海に向けて発射準備をしていた無人機4機と巡航ミサイル2発が命中した。

軍はまた、紅海を航行する商船の近くでフーシ派の一方向攻撃用無人機3機を撃墜したと発表した。

中央軍によると、攻撃は 2月22日と 23日に実施された。船舶への被害はなかったと付け加えた。



紅海危機で極端な「石油タンカー不足」が発生中

 


zerohedge-com


紅海危機で世界貿易が混乱、石油タンカー不足が浮上

ZeroHedge DIGITAL 2024/02/26

Oil Tanker Shortage Emerges After Red Sea Crisis Disrupts Global Trade

紅海の海運危機は、国際海運界と世界経済にとって爆発的な混乱の種となっている。

石油タンカーが紅海南部とバブ・エル・マンデブ海峡を避けて航行することが増えているため、輸送能力が急速に逼迫しており、一日あたりの運賃が上昇している。

ブルームバーグの報道によると、2024年に世界の船団に加わる新型タンカーはわずか 2隻で、この数は過去 40年間で最も少なく、過去 20年間の年間平均を約 90%下回っている。

商船に対するフーシ派の攻撃が「供給主導型の次のインフレショック」であると私たちは以前述べたが、その結果、バルチック取引所が追跡している重要なクリーンタンカーのレートは、混乱により帆が長くなり、海上の輸送能力が逼迫したため、1日あたり 10万ドルを超えている。

イエメンのフーシ派武装勢力に対する米国と英国の空爆は、1月後半にタンカー運賃を急騰させた主な要因の 1つだった。ガソリンやディーゼルなどの燃料を運ぶタンカーの多くは、アフリカ中を航行することを余儀なくされている。

ゴールドマンはタンカー料金が急上昇していることも示している。

海運サービス会社バンチェロ・コスタのリサーチマネージャー、エンリコ・パグリア氏は「タンカー市場、特に原油タンカーの状況は逼迫している」と述べた。「今後さらに逼迫するだろう」と警告した。

ブルームバーグは、「タンカー不足は、世界的な船舶の効率が低下していることによって生じている。多くの船舶が紅海やスエズ運河を通らずにアフリカ南部を航行していることに加えて、闇艦隊の急増により、多くの船舶は特定の船しか利用できないことを意味している」と指摘した。

一方、バンチェロ・コスタのデータは、タンカーの受注残が今後数年間で非常に少なくなるであろうことを示している。2025年に世界の船団に新たに加わるタンカーはわずか 5隻と予想されている。2022年には 42隻が納入されていた。



獄中死したナワリヌイ氏の死因は「殺害ではなく、血栓による自然死」と「ウクライナ当局」が発表

 

散歩後に血栓で死亡……。ワ……。


獄死ナワリヌイ氏は「血栓で死亡」 ウクライナ当局、殺害の見方否定

朝日新聞 DIGITAL 2024/02/26


発言するウクライナ国防省のブダノウ情報総局長。

北極圏の刑務所で16日に獄死したロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏について、ウクライナ国防省のブダノウ情報総局長は25日、「血栓によるものだ」と記者団に述べ、殺害されたとする見方を否定した。ウクライナメディアが報じた。

報道によると、ブダノウ氏は「失望させるかもしれない」と前置きした上で「我々が知っているのは彼(ナワリヌイ氏)が血栓で死亡したということだ。自然死だ。これはインターネットからの情報ではない」と述べたという。ロシア国営テレビも同氏が血栓が原因で死亡したと伝えていた。

ロシア当局によると、刑務所に収監中だったナワリヌイ氏は16日の散歩後に意識を失い、その後死亡が確認された。

同氏の母らは死因を「自然死」と告げられていた。一方、米国のバイデン大統領が「間違いなく死の責任はプーチン(大統領)にある」と演説で述べるなど、死去にロシア当局が関与しているとの見方が強まっており、死因について独立した調査を求める声が高まっている。



「ロシアの手持ち現金は侵略前の13倍以上」という報道

 


ロシア国庫、異例の潤沢ぶり 手持ち現金は侵略前の13倍以上

CNN 2024/02/25

フィンランドに拠点を置く独立系の調査団体は25日までに、ロシアの国庫の現状に触れ、3年目に突入したウクライナ侵略の前の水準に比べ13倍以上の現金を抱えるかつてない潤沢ぶりを示しているとの分析結果を公表した。

インドへの原油輸出が昨年、過去最高となる370億米ドルに達したことが主因とした。

CNNは同団体「エネルギー・クリーンエア研究センター」(CREA)による分析結果を独占的に共有できる便宜を得た。

インドに流れたロシア産原油の一部はインド西部沿岸部に位置する製油所で石油製品に加工され、米国や他の諸国へ輸出されていた。これら諸国はロシア産原油を締め出す制裁措置に加わってもいた。

ロシア以外で精製された石油製品は制裁措置の対象外となっており、「抜け穴」との批判も出ている。

CREAによると、ロシア産原油を材料にしたインドによる精製品の買い手は昨年、13億ドル相当の取引をしていた米国が最大の顧客となっていた。対象の期間は2022年12月から昨年末までだった。これら分析は公開されている海運あるいはエネルギー関連のデータに基づいた。

ロシア政府の歳入は昨年、過去最高の約3200億ドルに達し、さらに膨らむ見通しとなっている。このうちの約3分の1がウクライナでの戦費に充てられていた。今年はこの比率がさらに増える見通し。

米欧などが拒むロシア産原油の引き取りについてインドは、国際的な石油価格を低めにし続けるための方途と正当化している。西側諸国とは中東産の原油の確保で競合していないとも主張。インドが中東産原油の一層の調達に乗り出せば、原油価格は1バレルあたり75~76ドルの水準ではなく、150ドルに急騰するだろうとも説いた。

ロシアによるインドへの原油販売は制裁措置には抵触せす、全面的に合法な取引となっている。

ただ、専門家らによるインドへの海上輸送路の調査では、膨大な輸出量の背後にはいわゆる「影の原油タンカー船団」が絡んでいることがうかがえた。この船団は、ロシアが取引相手や商談の方途の偽装を試み、手にする収益を最大限にするために編成したものともされている。




スウェーデンの諜報機関本部で「謎のガス漏れ」により7人が入院

 


スウェーデン諜報本部で「謎のガス漏れ」により7人が入院

sott.net 2024/02/23

Mysterious ‘gas leak’ at Sweden’s intelligence HQ puts seven people in hospital


ガスマスクを装着して対応する警察官たち。

23日、スウェーデンの治安局で謎の「ガス漏れ」が発生し、同国が NATO加盟の最後のハードルを通過する 3日前に 7人が入院した。

ストックホルム郡ソルナの本部で「未知の物質」が放出された後、社内の 500人が警察によって避難させられた。

これは、NATO 加盟の決定に向けて外国の脅威による懸念が高まっている中で起こった。この諜報機関はつい今週初めになって、外国国家、特にロシア、中国、イランによる脅威を警告する報告書を発表していた。

マスクを着用した職員らが対応する間、諜報機関事務所周辺は封鎖された。

また 23日、スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相はブダペストでハンガリーのヴィクトル・オルバン首相と会談した。ハンガリーはスウェーデンの NATO 加盟を投票する最後の国となっている。

ウェーデン保安局の広報担当カリン・ルッツ氏は、警報を受けて対策を講じ「緊急サービスが現場に向かった」と述べた。警察は、「ガス漏れの可能性がある」ため、建物の周囲「数百メートル」のエリアが封鎖されたと発表した。

病院に搬送された人の中には「到着時に異臭を嗅いだ」警察官も含まれている。

「これまでに 5人が呼吸器症状で病院に搬送され、2人が呼吸器症状のため独自に治療を求めている」

スウェーデンは現在厳戒態勢にある。最後に抵抗していたハンガリーも加盟承認の投票を予定しており、26日には NATO 加盟への最後のハードルを越えることが期待されている。




フーシ派、紅海とアラビア海で、「英米イスラエルと関係するすべての船舶の運航禁止」を正式に通達。新たに英国船へも攻撃

 


フーシ派、紅海攻撃を強化。「潜水艦兵器を使用へ」と指導者が発言

ARAB NEWS 2024/02/22

Houthis to step up Red Sea strikes, use ‘submarine weapons’, leader says


パラオ船籍の英国所有の一般貨物船と特定された火災中の船舶。

フーシ派、イスラエル、米国、英国と関係のあるすべての船舶の運航禁止を正式に発表。影響を受けた海域は世界の海上交通の12パーセントを占める。

イランと同盟を組むイエメンのフーシ派は 2月22日、英国所有の貨物船への攻撃と米国駆逐艦へのドローン攻撃の犯行声明を出し、弾道ミサイルとドローンでイスラエルの港湾・リゾート都市エイラートを標的にした。

ソーシャルメディアサイト X でのフーシ派代表者の声明は、ガザ地区でのイスラエルの軍事作戦を反映させるため、新たな「潜水艦兵器」を含む紅海やその他の海域で船舶への攻撃を強化していると同グループの指導者が発言した直後に発表された。

イスラエル・ハマス戦争が続き、ガザ地区の死者数がほぼ 3万人に達する中、フーシ派武装勢力は 11月以来、パレスチナ人支援として紅海、バブ・アル・マンダブ海峡、アデン湾で無人機とミサイルによる攻撃を繰り返している。

アブドゥル・マリク・アル・フーシ氏はテレビ演説で、「紅海とアラビア海、バブ・アル・マンダブ海峡、アデン湾での作戦は継続、拡大しており、効果を上げている」と付け加えた。同氏は潜水艦兵器の詳細については明らかにしなかった。

フーシ派の攻撃は、世界の海上交通の約 12%を占める重要なスエズ運河貿易の近道を破壊し、企業はアフリカを巡るより長くより高価な航路をとらざるを得なくなっている。

フーシ派は 2月22日、軍事作戦の強化を目的として、イスラエル、米国、英国と関係のある船舶の周辺海域での航行を禁止する旨の正式通知を荷主と保険会社に送った。

数カ月にわたるフーシ派の攻撃により世界貿易は混乱し、配送料はより高い水準にリセットされている。保険関係者らは 22日、海事引受会社がすでに補償範囲を制限したり、保険料を値上げしたりしているため、今回の通知の発行以降の料率に変更はないと述べた。