昨日、家族で Xファイルを見ていたんですね。
家族で見るようなものではないんですが、なぜ、Xファイルなどを今頃見ているのかということについては、長い話になりますので、割愛しますけれど、昨日見たのは、Xファイル・シーズン3・エピソード14「グロテスク」という話でした。
連続殺人犯とされる男性が、冒頭で一心不乱に絵を描いている。
その絵を見て、「これアーリマンじゃん」と苦笑した次第なのでした。
アーリマンとは、今後、出現するとルドルフ・シュタイナーなどが述べていた悪魔的存在です(In Deep の参考記事)。
シュタイナーは、ヴィジョンでアーリマンを姿を見ていたとされ、亡くなる時まで、ずっとアーリマンの顔の彫刻を彫っていたそうです。In Deep のこちらの記事でご紹介した記事に以下のようにあります。
> シュタイナーはアーリマンと個人的な関係を持っており、幻視で彼の顔を見ることがあった。実際、シュタイナーは亡くなる時もまだその似姿を木から彫っていた。
シュタイナーが彫った「アーリマンの姿似の彫刻」が以下です。
シュタイナーが彫り続けたアーリマンの彫刻
そして、Xファイルの登場人物が一心不乱に書き続けていた絵が以下です。
Xファイル「グロテスク」冒頭シーンより
The X Files
シュタイナーのは目を閉じた形ですが(単に目が細いのかもしれないですが)、こちらのは目を見開いています。
そして、この絵を描いていた男性の部屋には、無数のこの顔の絵と、この顔の彫刻がたくさんあったという。
話自体が、悪魔(悪霊?)に身体を乗っ取られるような話でしたので違和感はないのですが、たくさんのアーリマンを見た日となりました。