1993年のジョージ・ソロス氏の論文「新しい世界秩序に向けて」より抜粋

 


新しい世界秩序に向けて:NATOの未来

georgesoros.com 1993/11/01

Toward a New World Order: The Future of NATO

…この設計には 1つだけ欠点がある。それは、日本が考慮されていないことだ。

日本は NATO に加盟するよう求められるべきだ。そこから、新しい世界秩序のためのアーキテクチャの始まりが得られる。

それは米国が残りの超大国であり、組織化の原則として開かれた社会に基づいている。それは一連の同盟で構成されており、その中で最も重要なものは NATO であり、NATO を通じて北半球を支える平和のためのパートナーシップだ。

アメリカ合衆国は、世界の警官として行動するよう求められることはない。行動するときは、他者と連携して行動する。

ちなみに、東欧の人員と NATO の技術力を組み合わせることで、NATO 加盟国の死体袋のリスクを軽減できるため、パートナーシップの軍事的可能性を大幅に高めることができる。

これは、行動する意欲に対する主な制約だ。これは迫り来る世界の混乱に対する実行可能な代替手段だ。