フランスでも、コロナとインフルエンザ、そしてRSウイルスの三重流行が爆発…という報道

 

(※) そして結局、マスク、消毒、ワクチンを推奨して記事が締められているという。


Covid、インフルエンザ、RSウイルス:前例のない「三重の流行」、不確実な進化、公衆衛生上の警告

Le Figaro 2022/12/02

Covid, grippe, bronchiolite : une «triple épidémie» inédite et d’évolution incertaine, alerte Santé publique France

インフルエンザが早い段階で大都市を襲い、Covid と細気管支炎が記録的なレベルで流行している。

フランスが直面している「三重の流行」では、新型コロナウイルス、細気管支炎 (RSウイルス)、インフルエンザが同時に蔓延しており、これは「完全に前例のない」もので、その進化は依然として予測が困難であると、12月2日、フランス公衆衛生局は強調した。

インフルエンザは早い段階で大都市を襲い、過去10年で記録的なレベルで急速に増加した。そこに Covidと乳児のRSウイルスが追加されている。この状況は、米国などと同様に、医療システムに影響を与えている。

「前例のない」状況

公衆衛生局の記者会見で、感染症担当副局長のディディエ・チェ氏は、「状況はまったく前例のないものであり」、「不確実性に満ちている」と述べた。

「以前は、より多く発生していたライノウイルス (いわゆる風邪ウイルス)の流行は、RSウイルスに取って代わられました。そして、コロナとインフルエンザとの三重の流行が起きています」と疫学者のソフィー・ヴォー氏は述べる。

この状況は「憂慮すべき」ものであり、これらの病状の追加は「特に病院に対してかなり強い臨床的影響」をもたらす可能性があると彼女は付け加えた。

インフルエンザとCovidは主に高齢者に影響を与え、RSウイルスは、主に乳児に影響を与える。

この 3つの流行の「ピークの発生を予測することは困難」だ。

フランス公衆衛生局は、ウイルスの感染を助長する家族の集まりで年末のお祝いが近づくにつれて、コロナワクチンだけでなくインフルエンザワクチンの接種もこれまで以上に主張している。

また、 予防行動(密閉された場所でのマスク、手洗い、換気など)も強く推奨される。