[イラク全土で砂嵐深刻 4000人が呼吸障害]という報道

 

(※) 砂嵐って農作にも良くないんです。1930年代のアメリカで頻繁に砂嵐が発生した「ダストボウル」と呼ばれる時代には、アメリカ中西部で農業の崩壊が起きました。

> 世界恐慌に加えてこの災害の被害を受けたことで、テキサス州、アーカンソー州、オクラホマ州などグレートプレーンズでは多くの土地で農業が崩壊し、農家は離農を余儀なくされた。 ダストボウル – Wikipedia


イラク全土で砂嵐深刻 4000人が呼吸障害

時事通信 2022/05/17

イラク全土が16日、大規模な砂嵐に見舞われ、AFP通信によると少なくとも4000人が呼吸困難を訴え病院に搬送された。首都バグダッドや南部バスラの空港では離着陸を取りやめたほか、政府関連施設や学校なども閉鎖。高温や降雨不足に伴う干ばつなどが主な原因とみられ、気候変動との関連も取り沙汰されている。

イラクでは4月中旬以降、砂嵐が頻発している。

この日はバグダッドに加え、中部のイスラム教シーア派聖地ナジャフや北部クルド人自治区のスレイマニヤなどでも観測。砂ぼこりで町全体がオレンジ色に包まれ、視界は数百メートルに限られたという。隣国クウェートでも国際空港と三つの港で稼働が一時停止した。