サウジアラビア、イラクからの複数回の攻撃を受け、原油パイプラインを閉鎖

フーシ派がバブ・エル・マンデブ海峡島を占領した現在、サウジアラビアからの石油はほぼ完全に止まるようです。





サウジアラビアは、イラクからのドローンによる複数回の攻撃を受け、東西原油パイプラインを閉鎖した

CNBC 2026/09/11

Saudi Arabia shut down East-West crude oil pipeline after multiple attacks by drones from Iraq

サウジアラビアは金曜日(9月12日)、イラクから発射されたドローンによる複数回の攻撃を受け、予防措置として同国の重要な東西原油パイプラインを閉鎖したと発表した。

サウジアラビア政府によると、木曜日の朝、リヤドとメディナ地域のパイプラインがドローン攻撃を受け、火災が発生し、一部に被害が出た。攻撃により数人が負傷したという。

米国とイランがホルムズ海峡の支配権を巡って争う中、サウジアラビアは原油輸出ルートをペルシャ湾から東西パイプラインへと転換させてきた。日量 700万バレルの輸送能力を持つこのパイプラインは、サウジアラビア国内を横断し、紅海沿岸の輸出ターミナルへと繋がっている。

サウジアラビアエネルギー省は、木曜日の攻撃を受けて、パイプラインの安全確保と安全性の評価のため、緊急対応チームが派遣されたと発表した。「今後の進展については、追って発表する」と同省は述べた。

サウジアラビア外務省は、イラク政府が自国領土からの攻撃を防ぐための措置を講じる時間を与えるため、当面報復を控えることを決定したと発表した。

サウジアラムコの最高経営責任者(CEO)であるアミン・ナセル氏​​は先月、イラン戦争によって引き起こされた石油供給の混乱を緩和する上で、緊急原油備蓄の放出よりも東西パイプラインの方が大きな役割を果たしたと述べた。

中東での戦闘激化を受け、今週の原油価格は数カ月ぶりに 1バレル 100ドルを突破した。パイプライン攻撃に関する噂が木曜日に広まったことも、価格上昇の一因となった可能性がある。価格は週を 8%以上上昇して終えた。

イランと連携する武装勢力が、ここ数日サウジアラビアへの攻撃を激化させている。サウジアラビア政府によると、イエメンのフーシ派武装勢力は今週初め、サウジアラビア国内のエネルギー施設やその他の民間施設を攻撃し、70人以上が負傷した。

フーシ派は7月にサウジアラビアに対する海上封鎖を宣言し、紅海南部と世界市場を結ぶバブ・エル・マンデブ海峡を通じたサウジアラビアの石油輸出を妨害しようとしている。