シカゴのコメ先物価格が2003年以来最大の急騰

シカゴ米先物価格は、米国国内における供給量を反映するもので、日本を含めた全世界に影響のあるものではないですが、世界的な傾向を示してはいます。





世界の半分の人々を養う穀物である米が、2003年以来最大の年間高騰が見込まれる

zerohedge.com 2026/09/04

Grain That Feeds Half The World Set For Biggest Annual Gain Since 2003

シカゴ米先物価格は、エルニーニョ現象の激化、ホルムズ海峡の混乱やロシア・ウクライナ戦争に起因するディーゼル燃料や肥料の供給途絶などにより、世界の多くの食糧を賄う穀物の価格が高騰する中、2003年以来最大の年間上昇率を記録する見込みだ。

黒海和平合意の可能性を示す明るい兆しが見られ、本日小麦先物価格は急落したが、来年のより広範な食糧危機のリスクは依然として高いままだ。

シカゴ米先物価格は今年に入って 50%以上急騰しており、タイ米の指標価格も 6週連続で上昇している。

ブルームバーグによると、この上昇は、悪天候や農業資材費の高騰が、世界の米生産量と輸出量の大部分を占めるアジア全域の生産を抑制するのではないかという懸念の高まりを反映しているという。

シカゴの米先物価格は、約 2年ぶりの高値水準まで急騰した。この上昇が年末まで続けば、2003年以来最大の年間上昇率となる。

水曜日(9月2日)時点で、インドのモンスーン降雨量は平年より 13%少なく、一方、米国の米作状況は前年より悪化している。

BMIの商品アナリスト、ビン・フイ・オン氏は、タイやインドネシアのようなモンスーンに依存する生産国は、干ばつが重要な種まきや作物の生育初期段階と重なる可能性があるため、特に脆弱だと述べた。

「モンスーンに依存する東南アジアの生産国、特にタイとインドネシアは、最も影響を受けやすい国の一つだと考えています。予想される干ばつは、作物の植え付けや生育初期の重要な時期と大きく重なる可能性がある」と、オン氏はメモに記した。

オン氏は、「米の純輸入国や低所得国では、米価格の上昇が食料インフレや食料購入能力への圧力に直接つながるため、その影響が最も深刻になると予想される」と述べた。

アナリストは、サハラ以南アフリカのいくつかの国はすでに備蓄量が限られていると付け加えた。

バークレイズや JP モルガンを含むウォール街の複数の証券会社は、来年の食料供給リスクの高まりについて警告を発している。