「脂質ナノ粒子はガンの転移を促進する」ことを見出した論文

コロナワクチンだけではなく、mRNAワクチンは、ほぼすべてに脂質ナノ粒子が使われていますので、なかなか問題ですね。もともと毒性も高いですし。> 参考記事「mRNA+脂質ナノ粒子ワクチンは「子孫に免疫性が遺伝する」ことが判明」





mRNAワクチンに使用される脂質ナノ粒子は、mtDNA誘導性好中球活性化およびNETosisを介してマウスモデルにおける腫瘍転移を促進する

sciencedirect.com 2026/06

Lipid nanoparticle used in mRNA vaccine promotes tumor metastasis in mouse model via mtDNA-induced neutrophil activation and NETosis

mRNA ワクチンは感染症やがんに対する免疫療法を進歩させており、脂質ナノ粒子(LNP)は送達システムとして重要な役割を果たしている。脂質ナノ粒子は mRNA の安定性と細胞への取り込みを効果的に向上させる一方で、その免疫調節効果は完全には解明されていない。

本研究では、脂質ナノ粒子の投与が全身性炎症反応を誘導することで腫瘍転移を促進することを明らかにした。

マウスモデルにおいて、脂質ナノ粒子注射は注射部位の壊死した筋細胞からのミトコンドリア DNA(mtDNA)の放出を起点として、肺における急性好中球蓄積を引き起こした。

この mtDNA を介したシグナル伝達は TLR9-MyD88 経路(※ ウイルスや細菌のDNAを認識し、自然免疫や炎症を引き起こすシグナル伝達経路)および cGAS-STING 経路(※ 細胞質内に現れた異常なDNAを感知して、抗ウイルス作用や炎症反応を引き起こすシグナル伝達経路)を活性化し、好中球細胞外トラップ(NET)の形成を促し、転移促進ニッチの確立を促進した。

これらの知見は、ワクチンキャリアとしての有効性を維持しながら、意図しない免疫活性化を軽減するために脂質ナノ粒子製剤の改良が必要であることを示している。

mRNA をベースとした治療法が感染症だけでなく腫瘍学にも拡大するにつれ、合理的に設計された脂質ナノ粒子は、より安全で効果的な送達プラットフォームを提供する可能性がある。