アメリカの若年成人の「約8割に動脈損傷の兆候がある」ことが調査で判明

理由はいろいろでしょうが、論文を見ますと、調査が 2021〜2023年となっていまして、「やっぱりスパイクタンパク質も関係しているのかな」とは思ったりします。

2022年の In Deep 「新型コロナ感染症は血管内皮の機能障害に他ならない」という記事が参考になるかもしれません。ワクチンもこの範疇に入ります。





科学者たちは、若年成人の約8割に動脈損傷の兆候を発見した

sciencealert.com 2026/08/27

Scientists Find Signs of Artery Damage in Nearly 8 in 10 Young Adults

昨年(2025年)、米国の若年成人集団を調査していた研究者たちが、「不吉な」観察結果を得た。

1000人以上のアメリカの若い参加者たちの頸動脈を画像化し、計測したところ、臨床症状が現れない程度の損傷の兆候が見られたのだ。

動脈壁の厚さを示すいくつかの指標は、33歳という年齢で予想される値と一致していた。

参加者の平均年齢は 23歳だった。

今回、同じ対象者グループを対象とした追跡調査によって、30歳未満の成人にこうした潜在的な傷害が発生する理由が解明される可能性がある。

医学誌「Circulation: Population Health and Outcomes」に掲載されたこの研究によると、1,283人の若年成人のうち、参加者の 80%もの人が心血管・腎臓・代謝(CKM)症候群に分類された

CKM の進行度が高いほど、脳に酸素を豊富に含んだ血液を運ぶ頸動脈に損傷の兆候が見られる可能性が高かった。

この発見は憂慮すべきものであり、若年層における心血管疾患、代謝性疾患、腎臓疾患の症例増加の理由を説明する可能性がある。

この症候群についてこれまで聞いたことがないとしても、それはあなただけではない。昨年行われた米国の全国調査では、回答者の 90%が CKM について聞いたことがないと回答した。

CKM は2023年に米国心臓協会(AHA)によって初めて定義され、AHA と米国心臓病学会がこの症候群の予防と管理に関する最初の臨床ガイドラインを発表したのは、つい今年のことである。

CKMは、代謝障害、腎障害、心血管障害がどのように相互に作用し、多臓器合併症や危険な心血管疾患を引き起こすかを説明する症候群だ。

CKM の段階は、糖尿病予備軍や過剰な体脂肪といった危険因子から始まり、代謝障害、腎臓疾患、そして最終的には心血管疾患の危険因子へと続く。

今回の研究に参加した若年成人はいずれも CKM の最終段階と診断されていなかった。しかし、中には他の人よりも進行が進んでいる人もいた。

これは、彼らが慢性腎臓病や、冠動脈疾患、心不全、脳卒中などの心血管疾患を発症する全体的なリスク要因をより多く持っていたことを意味する。

参加者 1,283人のうち、40%がステージ1の CKM、36%がステージ2、2.8%がステージ3に分類された。

CKM と診断されたからといって、これらの参加者が絶望的な状況にあるというわけではないが、危険な道を歩んでいることを示唆している

CKM の進行は、食生活の改善、運動量の増加、代謝を高める薬の服用など、適切な健康介入によって可逆的である可能性がある。