米国のディーゼル価格が史上最高値を記録

いよいよリスキーな局面になってきましたね。In Deep のこちらの記事でもふれていますが、ディーゼルがないと、この社会は動かなくなってしまうのですよ。




供給途絶を受け、米国のディーゼル油価格が初めて1バレル100ドルを突破

reuters.com 2026/08/18

US diesel crack surpasses $100 a barrel for the first time on supply disruptions

精製収益性の主要指標である米国のディーゼル油価格のクラックスプレッドは、イランとウクライナでの戦争による世界的な供給混乱が農業消費のピークシーズンに重なったため、月曜日 (8月17日)に1バレルあたり 102.20ドルの史上最高値を記録した。

米国のディーゼル先物価格と米国のウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物価格の差額として測定される米国のディーゼルクラックは、東部時間午前11時56分時点で1バレルあたり 99.82ドルで取引されており、金曜日から 2.4%上昇している。

このクラックは、過去 6セッションのうち 5セッションで日中最高値を更新しており、中東の製油所への新たな攻撃が既存の供給混乱に拍車をかけ、燃料供給の確保に対する懸念が高まっていることを反映している。

国際エネルギー機関(IEA)が先週発表した月次報告書によると、7月の世界の製油所における原油処理量は平均で日量 8090万バレルとなり、前年同月比で約 500万バレル減少した。

ディーゼル価格の高騰による最も直接的な打撃は、北半球の収穫期と南半球の種まき期にトラクターや収穫機などの機械を動かす燃料を必要とする農家に及ぶ

長期的には、ディーゼル燃料は製造業から大型輸送、発電まで世界各地で幅広く利用されているため、世界の経済のほとんどすべての分野に影響が及ぶ可能性がある

進行中の戦争により、世界のディーゼル燃料備蓄は大きな圧力にさらされており、ロシアと中東はともにこの燃料の主要供給国となっている。

中東からの輸出はホルムズ海峡を通る船舶の航行の混乱によって大きな打撃を受けており、一方ロシアはウクライナによる製油所への攻撃を受けて、1月まで(ディーゼルの)国際販売を禁止している。