それをGrokに聞いてみました。
質問:美輪明宏さんは生前、雑誌か何かの対談で「(日本の)若い人たちの知的レベルの差が激しすぎる」とおっしゃっていたことがあります。ずいぶん以前のことです。これは学歴とは関係のないことですし、IQなどとも関係のないことなのですが、当時何となく納得したことを思い出しましたが、その後、スマートフォンやAIが出てきて、若い人たちはショート動画やSNSのスクロールを繰り返す日々を過ごす人が多くなりました。「脳の腐敗」という言葉さえ出てきたほどですが、この「知的レベルの格差」は広がっていると思われますか? つまり、自発的に脳の腐敗を止めるような生活を送っている若い人たちと、流されている若い人たちとの間の格差です。知的レベルとは「多様な興味」や「価値観の多様性を認める」ことに基づいていると思いますので、それがある人とない人の格差、とでも言いましょうか。
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Grokの回答:
はい、知的レベルの格差(特に「多様な興味」や「価値観の多様性を認める力」としての)は、スマートフォンやショート動画・SNSの普及により広がりやすい環境になっていると考えられます。 美輪明宏さんの古い発言(学歴やIQとは無関係の観察として納得されたという点)は、デジタル時代以前から指摘されていた「経験や視点の多様性の差」を指していた可能性が高く、現代のデジタル習慣がそれを増幅させている側面はデータや研究からも見て取れます。
美輪明宏さんの発言の文脈
正確な出典(雑誌対談など)は古いため詳細確認が難しいですが、彼は知性・教養・多様な人生経験を重視する発言を繰り返しており、若者の間で「画一的・受動的な層」と「主体的に多様な視点を持つ層」の差を指摘していたと思われます。
これは「頭の良さ」ではなく、好奇心の幅や他者理解の深さに関わるものです。
デジタル習慣と「脳の腐敗」的な影響
「脳の腐敗」(brain rot)は最近のスラングで、過剰なショート動画(TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reelsなど)やSNSスクロールによる注意力散漫、浅い思考、認知疲労を指します。医学的・科学的には因果関係が完全に確定したわけではありませんが、複数の研究で関連性が示されています。
・大規模メタ分析(オーストラリア・Griffith大学など、71研究・約10万人対象):ショート動画の多用と注意力低下・抑制制御(自制心)の低下に中程度の負の相関。記憶力や言語能力にも弱い影響が見られたが、論理的思考への影響は相対的に小さめ。
・脳科学的メカニズム:ドーパミン報酬系の過剰刺激(スロットマシン類似)で即時報酬を求め、持続的集中(前頭前野の機能)が低下しやすい。短い刺激に慣れると、読書や深い考察のような「遅い報酬」活動が苦手になる傾向。
・日本国内の指摘:ADHD特性を持つ人は特にハマりやすい、注意力・認知機能低下の関連、考える力や想像力の鈍化などが議論されています。
日本ではスマホ普及率が高く、若者の1日のデジタル時間(特にスクロール)が長い傾向があります。文化庁の国語世論調査などでは、若年層で「情報機器で時間が取られる」ことが読書を妨げる主な理由として挙げられ、学校読書調査(2025年)では高校生の不読者率が55.7%と高く、読書冊数・時間も減少傾向です。
格差が広がる理由(自発的 vs 流される層)
ここが質問の核心です。技術自体が「悪い」わけではなく、使い方と自己規制力の差が格差を生みやすい構造になっています。
・流されやすい層:アルゴリズムが「似た刺激」を無限に提供するため、エコーチェンバー(同質の価値観・興味の閉鎖空間)に陥りやすい。多様な視点に触れにくく、浅い消費がデフォルトに。結果、好奇心の幅が狭まり、「価値観の多様性を認める力」が育ちにくい。
・自発的に止める・深める層:スマホの使用を意図的に制限し、読書・長文コンテンツ・リアル体験・多様な情報源(書籍、対話、ドキュメンタリーなど)を積極的に取り入れる。AIツールを「調べる・深掘りする」ために使い、受動的消費を避ける。これにより、多様な興味が維持・拡大され、批判的思考や他者理解が深まる。
この差は**個人の主体性(自己制御力、好奇心の強さ、環境)**に大きく依存します。デジタル環境は「努力しなくても刺激が得られる」ため、元々モチベーションが低い層や習慣形成が不十分な層で負のスパイラルが生じやすい。一方、元々主体的な人はツールとして活用し、格差をさらに広げる可能性があります。
将来の見通しと希望
格差は「広がっている」または「広がりやすい状態」にあると言えます。特に発達期の若者で影響が指摘されており、長期的な脳可塑性への影響も懸念されます。ただし、これは運命ではなく、意識と習慣で改善可能です。
・対策例:使用時間制限、意図的な「深い活動」(読書30分/日など)のルーチン化、多様なリアル体験、アルゴリズムに頼らない情報収集。
・AI時代:生成AIが「浅い答え」を簡単に与える一方で、「問いを深めるツール」としても機能します。使い分けがさらに格差を左右するでしょう。
美輪明宏さんのような「多様な経験を通じた広い視野」を持つ人は、どんな時代でも一定数存在します。デジタルがそれを阻害する側面を認識しつつ、主体的に向き合う若者が増えれば、格差の拡大を抑えられる可能性は十分あります。