アラブ首長国連邦のバンカー(船舶燃料)の販売量が過去最低に

このバンカー燃料に関しては、ちょうど昨日、「ホルムズ海峡の通行状況が停戦合意後にむしろ悪化する中、世界の流通の80%を担う船舶の燃料が尽きつつあり」という In Deep 記事に書きました。これは今日(6月17日)の報道で、状況は悪化し続けているようですね。

仮にホルムズ海峡がすんなり再開したとしても、この問題はすぐに解決するものではありません。





アラブ首長国連邦のフジャイラにおける船舶燃料販売量が5月に過去最低を記録した

reuters.com 2026/06/17

UAE’s Fujairah marine bunker sales hit record low in May

アラブ首長国連邦のフジャイラ港における船舶燃料の販売量は、中東戦争によりホルムズ海峡からの出荷が制限された後、貨物の補充が依然として抑制されたため、5月も減少が続き、過去最低を記録したことが最新のデータで明らかになった。

・S&Pグローバルが発表した最新のフジャイラ石油産業ゾーンのデータによると、5月の燃料油(潤滑油を除く)の販売量は合計 96,721立方メートル(約95,800トン)だった。

・低硫黄船舶燃料の販売量は、前月比 27%減の65,120立方メートルとなった。

・高硫黄船舶燃料の販売量は、同時期に 15%減少し、31,601立方メートルとなった。

・低硫黄船舶用軽油の販売量は 2%減の 7,157立方メートルとなり、その他の船舶用軽油は合計 381立方メートルだった。

・低硫黄燃料油の市場シェアは 4月の 71%から5月には 67%に縮小した一方、高硫黄燃料油の市場シェアは 29%から 33%に拡大した。