アメリカの石油備蓄量が43年ぶりの低水準に





米国の石油備蓄量が43年ぶりの低水準に

ttnews.com 2026/06/15
U.S. Oil Reserve Hits 43-Year Low

トランプ政権がイラン戦争によって引き起こされた燃料価格の高騰を緩和するため、1億7200万バレルの原油を放出する計画の完了に向けて動いている中、米国の緊急用原油備蓄量は 1983年以来の最低水準にまで減少した。

1970年代初頭のアラブ諸国による石油禁輸措置後に創設された戦略石油備蓄は、 6月15日に発表されたエネルギー省のデータによると、過去最低水準に近い約3億4000万バレルまで 減少した。


jackprandelli

米国エネルギー省は3月、米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始してから 2週間も経たないうちに、世界各国の協調的な取り組みの一環として、戦略備蓄石油を放出する計画を発表した。

これが完了すれば、備蓄史上 2番目に大規模な放出となり、備蓄量は約2億4300万バレル、つまり認可容量の約3分の1となる。備蓄量の減少は、将来の供給途絶への対応における米国の柔軟性を低下させる。

エネルギー省の報道官は、政権は備蓄を本来の目的通りに管理していると述べた。すなわち、石油市場の安定化、供給途絶からの米国の保護、そしてエネルギーに関する国家の安全保障の強化を目的としている。

同機関は、今後1年以内に、放出された量より約 20%多い約 200バレルを備蓄に補充する予定だと述べている。