キューバ政府が、米軍侵攻の可能性への懸念から「民間人への武器供与」を開始




キューバ、米軍侵攻の可能性への懸念から民間人への武器供与を開始

khaama.com 2026/06/07

Cuba Begins Arming Civilians Amid Fears of Possible US Invasion

キューバは民間ボランティアへの武器配布を開始し、軍事準備措置を拡大するとともに、当局が潜在的な外部脅威と呼ぶものに備えるよう国民に呼びかけている。

地元メディアの報道によると、キューバ政府は軍事訓練、民間防衛部隊の動員、国家安全保障準備への国民の幅広い参加などを含む、全国的な緊急防衛計画を発動した。

当局者らは、これらの措置は防衛的なものであり、潜在的な外国からの侵略に対する国の対応能力を強化することを目的としていると述べた。民間人への武器配布は政府による異例の措置であり、過去の治安緊張が高まった時期と比較されている。

今回の措置は、キューバと米国の関係が依然として緊張状態にある中で行われた。キューバ当局は、米国がキューバの政治体制を弱体化させようとしていると繰り返し非難しており、一方、米国当局は長年にわたり、人権問題、政治的自由、そしてキューバの地域政策を批判してきた。

今回の動員報道は、キューバが米国とソ連の軍事衝突の可能性に備えていた 1962年のキューバ危機を想起させる。この危機は世界を核戦争の瀬戸際まで追い込み、冷戦史における最も重要な出来事の一つとして今も語り継がれている。

今回の措置は、キューバが食料、燃料、医薬品の不足に加え、頻発する停電など、深刻な経済危機に直面している中で講じられたものだ。

報道された武器配布に関して、米国は公式な回答を発表していない。オブザーバーらは、これらの措置は主に抑止力として意図されたものとみられるが、国際社会の不安定化が進む中で、カリブ海地域の緊張をさらに高める可能性もあると指摘している。