以下のようになっています。
世界の公的準備資産の構成比率(%)

FT
金が王座を奪う:欧州中央銀行(ECB)が、野蛮な遺物が世界最大の準備資産として米国債を追い抜いたことを確認
zerohedge.com 2026/06/03
Gold Dethrones The King: ECB Confirms Barbarous Relic Has Overtaken Treasuries As Top Global Reserve Asset
崩壊しつつある「パックス・アメリカーナ (アメリカによる平和)」にとって、またしても屈辱的な打撃と言える出来事として、金 (ゴールド)が正式に米国債を抜き、世界最大の準備資産となった。

フィナンシャル・タイムズ紙によると、欧州中央銀行が火曜日 (6月2日)に発表した最新の報告書によれば、2025年末時点で世界の各国中央銀行の外貨準備高に占める金塊の割合は 27%に達し、前年の 20%から大幅に増加したという。
一方で、かつては世界の準備資産の絶対王者だった米国債は、25%から 22%にまで減少した。ユーロのシェアは 15%で横ばいだった。
これは単なる自然なポートフォリオのリバランスではない。これは何年もかけて準備されてきた本格的な脱ドル化の反乱であり、ワシントンによるドルの武器化によって加速されたものだ。
「地政学的な緊張が、中央銀行による金への強い需要を引き続き押し上げている」と、 欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁は報告書に記した。彼女が構築に貢献したシステムがゆっくりと崩壊していくのを目の当たりにしながら、極めて味気ない官僚的な言い回しでそう述べている。
中央銀行は現在、 3万6000トン以上の金を保有している。これはブレトン・ウッズ体制末期に見られた金備蓄量のピーク(3万8000トン)にほぼ匹敵する。そう、あの頃はまだマネーが現実とある程度結びついていた時代だ。
周辺国からのメッセージは明白だ。究極の基軸通貨としての米ドルへの信頼は急速に失われつつある。
そのきっかけは?私たちが何年も前から訴えてきたものと同じ、SWIFTとドル準備金の無謀な兵器化だ。
2022年のウクライナ侵攻後、ワシントンがロシアの外貨準備を凍結したことで、ブラジリアから北京に至るまで、すべての財務大臣に「決して我々に同じことをさせてはならない」というメッセージが伝わった。
数字は、静かな絶望の物語を物語っている。