5月25日の日本経済新聞の「タングステン、中国からの調達「完全にストップ」 住友電工井上社長」という記事にあります。
タングステンは、自動車、航空機、精密機械、電子部品加工、建設・鉱山機械などに不可欠なもので、中国以外からの調達は、ほとんど不可能です。
もともと、こうなることは予測できていたことで、以下は 4月14日のロイターの報道です。
富士精工、中国の輸出規制強化でタングステン調達難 新規受注制限も
ロイター 2026/04/14
富士精工は14日、中国による重要鉱物の輸出規制強化の影響で、切削工具の原材料であるタングステン(超硬合金の主原料)の供給が不安定になっていると明らかにした。
すでに発注済みのタングステンパウダーが2026年初め以降通関で停止しており、輸入再開のめどが立ってない。
代替調達でも安定供給に必要な量の確保には至っておらず、納期遅延や新規受注の制限などが予想される、としている。
超硬素材の価格は今後も高騰することが予想され、安定供給のための素材調達ができたとしても原材料費の上昇は避けられず、売上高、営業利益へ影響する可能性も指摘した。
影響が見込まれる製品群の事業規模は連結売上高の約30%を占めるが、現時点では想定が困難であり、業績予想には織り込んでいないという。