120年に1度しか開花しない「スズタケ」が長野県中南部で一斉に開花

2022年には、岩手県でこのスズタケの開花が報じられていまして、昨年の 5月には、ハチクという竹類が「一斉に枯れる」という現象が島根県で起きています。やはり 120年に 1度の事象だとか。

また、2018年から 2019年にかけても全国で相次いで竹の開花が報じられたことがあり(In Deep の記事)、その後、世界はパンデミックに突入しました。




120年に1度咲くという「スズタケ」 長野県の中南部で今年一斉に開花か

信濃毎日新聞 2026/05/03

長野県内の中南部を中心に自生し、竹細工の材料になっているササの一種スズタケが今年、上伊那地域北部や隣接する諏訪、松本、木曽各地域で120年程度に1度とされる一斉開花の時期を迎えている。


スズタケ

開花については詳しい状況が分かっておらず、調査のため県内を訪れている森林総合研究所関西支所(京都市)森林生態研究グループの小林慧人(けいと)さん(33)が情報提供を呼びかけている。

スズタケは高さ2・5メートルほどまで成長し、先端に2、3枚の葉を付ける。直径は1センチに満たないものが多く、節は平たんで、籠やざるなど竹細工の材料として重宝されてきた。

イネ科の植物で、飢餓の際には貴重な食糧にもなっていた。そのため古文書に記録が残っていることがあり、開花はほぼ120年周期ということが分かっている。

昨年は所々で前兆が

上伊那地域北部などでは1906(明治39)年に開花の記録が残っており、小林さんらは一昨年から調査を始めた。

小林さんによると、昨年は所々で「走り咲き」のような前兆が見られた。4月30日に調査に入った伊那市手良の信州大「手良沢山演習林」では、スズタケの生育地域全体に濃い紫色をした長さ10センチほどの穂が出ていた。標高にもよるが、5月上旬には開花するとみている。