どこの国の人たちも(特に今は)大変でしょうが、アメリカの人たちも大変ですね。もともと数年前から、アメリカ人の大半がこのような状態だということは言われていましたけれど、医療費等が高いアメリカでは、緊急時に大変そうです。
新たな報告書によると、アメリカ人の約40%が500ドル未満の貯蓄しか持っていないことが明らかになった
The Street 2026/04/14
New report reveals nearly 40% of Americans have less than $500 in savings
世界の主要貿易相手国に対するドルの強さを示す重要な指標である米ドル指数は、7営業日連続で 下落している。
4月14日には98まで低下し、米国・イスラエル・イラン間の紛争が始まって以来の最低水準に達した。
現在、より大きな懸念となっているのは、アメリカ国民のドルに対する信頼である。彼らの多くが頼りにしている経済的な支えが、静かに縮小しつつあるからだ。
レンディング・ツリー社が委託し、QuestionPro 社が 2026年2月にアメリカの成人 2,000人を対象に実施した調査は、厳しい現実を浮き彫りにしている。貯蓄が増えるよりも減る人のほうが多いというのだ。
アメリカ人の約3割、つまり 29%は、1年前よりも現金貯蓄が減っており、増えたと答えたのはわずか 25%だった。
さらに 40%は貯蓄額がまったく変わっていないと答えているが、インフレ環境下ではこれは実質的に貯蓄が減っているのと同じことだ。
詳しく見ていくと、その数字はさらに憂慮すべきものとなる。アメリカ人の約 14%は現金貯蓄が全くなく、年収 3万ドル (約 480万円)未満の層ではその割合は 32%に、女性では 20%にまで上昇する。
貯蓄がある人のうち、32%は 1,000ドル (約16万円)未満である。さらに細かく見ていくと、12%は 1ドルから 99ドル (約1万6000円)、11%は 100ドルから 499ドル (約8万円)、9%は 500ドルから 999ドルを貯蓄している。
つまり、アメリカ人の約4割は 500ドル (約 8万円)未満の現金しか持っていないということだ。これは、彼らが持っている現金では、ほとんどの緊急時の出費はおろか、アメリカのほとんどの都市における 1か月分の家賃さえも賄えないことを示唆している。
この調査は、生活費の高騰が主な原因であることを明確に示している。貯蓄を増やせない理由を尋ねたところ、回答者の 34%が生活費と生活必需品で収入がすべて消えてしまうと答えた。
アメリカ人の 3分の2、つまり 66%が過去1年間に貯蓄を引き出したと回答しており、最も一般的な理由は食料品や生活必需品の購入だった。
最も衝撃的なのは、緊急時の備えに関する質問だろう。アメリカ人のほぼ半数、約 45%が、もし今日から収入が途絶えたら、1か月分の生活必需品さえ賄えないと答えている。さらに憂慮すべきことに、23%は貯蓄では 1週間分すら賄えないと答えている。