ロシアでコロナワクチン「スプートニクV」に続く、「スプートニクM」の接種が12歳から17歳に対して始まる

 


「スプートニクM」モスクワで接種開始 ロシア感染者最多のなか

MBS 2022/02/01

ロシアで1月31日に発表された新型コロナの感染者は12万4070人で、前日の過去最多を更新しました。オミクロン株の蔓延もあり1月中旬から感染が急拡大し22日に初めて5万人を超え、その1週間後には10万人を突破していました。

こうしたなか、モスクワでは1月31日、12歳から17歳を対象にした国産ワクチンの接種が13の診療所で始まりました。使われるのはロシアで最初に承認された「スプートニクV」を開発した研究所が手がける「スプートニクM」で、濃度は成人用より薄くなっています。

AP通信によりますと、先週からモスクワ周辺やシベリアの一部地域で接種が始まっていました。ロシアでは感染が急拡大しているものの、国産ワクチンへの不信感から依然として接種率は人口の5割ほどにとどまっています。