中国政府が、キリスト教系の教会に対する徹底的な取り締まりを開始。信者の多数が行方不明

シオン教会というのは、中国のキリスト教系宗教団体です。

Beijing Launches Sweeping Crackdown Against Zion Church in China

シオン教会主任牧師の金明日氏は、2025年10月10日に中国広西チワン族自治区の北海市の自宅で拘束された

中国共産党政権は、国内最大規模の未登録家庭教会の一つの牧師や信者に対する広範な取り締まりを開始し、現職および元米政府当局者や人権団体から批判を浴びている。

シオン教会は10月12日の声明で、中国が3日前に5つの省、北京、上海で「一掃作戦」を開始し、30人以上の教会指導者と信者を拘束または行方不明にしたと述べた。この声明は、テキサス州に拠点を置く人権擁護団体チャイナエイドによって共有された。

同教会は、礼拝会場が「襲撃され封鎖」され、財産が没収され、教会員の家族が嫌がらせを受けたと述べた。

「拘束されたシオン教会の牧師と信徒は皆、罪のないキリスト教徒です。彼らの唯一の『罪』は、平和的に神を崇拝し、福音を忠実に説き、羊の群れを導き、隣人に奉仕することです」と、同教会の牧師チームは声明で述べた。「これらの信仰行為は、中国憲法と国際人権法の両方によって保護されています」

10月12日、マルコ・ルビオ米国務長官は、シオン教会を標的とする中国共産党の決定を非難する声明を発表した。

「これは、信仰に対する党の干渉を拒否し、未登録の家庭教会での礼拝を選択するキリスト教徒に対して、中国共産党がいかに敵対的であるかをさらに示している」とルビオ氏は述べた。

「私たちは中国共産党に対し、拘束された教会指導者を直ちに釈放し、家庭教会の信者を含むすべての信仰者が報復を恐れることなく宗教活動に参加できるようにするよう求める」

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