グリーンランドで1970年代まで行われていた「インフォームドコンセントなしの強制避妊キャンペーン」をデンマーク首相が謝罪

グリーンランドの人口って、今でも 5万7000人くらいですので、1970年代などに「 4500人のグリーンランド人女性に強制避妊措置を行った」というのは、ものすごいことです。人口抑制が目的だったと記事にはあります。





デンマーク、避妊実験でグリーンランド人に謝罪

RT 2025/08/27

Denmark apologizes to Greenlanders over birth control experiment


デンマーク首相メッテ・フレデリクセン氏

デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は、グリーンランドにおける出生率抑制を目的とした強制避妊キャンペーンについて謝罪した。

この物議を醸したキャンペーンでは、グリーンランドの若い女性や少女数千人が、多くの場合、本人の了解なしに、あるいは同意なしに子宮内避妊器具(IUD)を装着された

この慣行は主に 1960年代と 1970年代に行われ、当時グリーンランドの医療制度はまだデンマークの管理下にあったが、2022年まで、このようなことが行われていたことは、ほとんど知られていなかった。

その年、デンマーク放送協会のポッドキャスト「スパイラル・キャンペーン」は、最大 4,500人の女性と女児がインフォームドコンセントなしに子宮内避妊器具を挿入されていたことを示す記録を発見した

出産後に説明を受けずにデバイスを受け取った女性もいれば、言葉の壁により手順を理解できなかったケースもあったと報じられている。

これらの事実が明らかになったことで、国民の怒りが爆発し、説明責任を求める声が再び高まりまった。

「スパイラル事件は、多くのグリーンランドの人々、そしてグリーンランドの多くの家族にとって、怒り​​と悲しみの両方の源となっていることを私たちは認識しています」とフレデリクセン首相は水曜日 (8月27日)に述べた。

「起こったことを変えることはできません。しかし、責任を取ることはできます。ですから、デンマークを代表して、申し訳なく思います」

首相は「グリーンランド人であるというだけの理由で組織的な差別を受けた少女や女性たち」に言及し、「彼女たちが受けた身体的、精神的損害、そして見捨てられたことに対して」謝罪した。

フレデリクセン氏は、被害を受けた女性たちへの金銭的補償の可能性を含め、完全な調査結果の発表後もグリーンランド政府との協議を継続すると約束した。

このスキャンダルに関する独立調査が進行中で、調査結果は 2025年9月に発表される予定だ。