(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。
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Tom Waits – Hang On St. Christopher(1987)
東京の学校を中退した頃だったか、その頃の年下の男性の友人の部屋に遊びに行った時に、彼は音楽がそこそこ好きだったんですが、棚にこのレコードを見つけたんですね。
私 「誰これ?」
相手「トム・ウェイツ」
私 「富江イツ?」
相手「トム・ウェイツ!」
私 「ああ、ガイジンさんか。そっちは日本の音楽ばっかり聴くから、日本人だと思っちゃったよ」
と聴かせてもらったら、これが実にかっこいい (ベースの音が重要です)。
その後も、折にふれて、よく聴く曲のひとつとなりました。
ずいぶんと後の話ですが、うちの奥様は、トム・ウェイツとかも好きだったらしいんですけれど、この曲を聴いてもらったことがあったとき、
奥 「これトム・ウェイツじゃないよ」
私 「トム・ウェイツなんだよ」
奥 「こんな曲もあるんだ」
とおっしゃっていましたので、普段の曲はこういうものではないようです。他の曲はよく知らないですが。
聖クリストファーというのは誰かはよく知らないですが、おそらくは、Wikipedia にある以下の人なのではないかと思います。
> 聖クリストファーは、キリスト教のいくつかの宗派で崇拝されている。これらの伝承によれば、彼は3世紀のローマ皇帝デキウス(在位 249-251年)、あるいは皇帝マクシミヌス・ダイア(在位 308-313年)の治世中に殺害された殉教者である。 wikipedia.org
以前、歌詞を翻訳したことがありまして、正しいかどうかはわからないですが、以下のようなもののようです。
Tom Waits – Hang On St. Christopher(1987)
聖クリストファーを吊しちまえ 油と煙で燃やしちまえ
二輪車に括りつけて 沸騰したラジエーターをかけろ
頭を焼きトウモロコシみたいにしちまえ
85の家と85の丘を通り 助手席に聖クリストファーを吊せ
悪魔がドライブできる夜にするために
犬小屋の犬と一緒に聖クリストファーを吊しちまえ
ハゲ山が霧の中でオレを鼓舞してくれる
アホの腹に穴を開けて心臓をこんがりと焼いちまえ
ブドウ樽で死ぬほど叩きのめしちまえ
さあ始めよう
聖クリストファーを今やっちまおうぜ。後じゃなく
ボロ屋の地下で叩きのめそうぜ