ロシア下院が「子どもを持たないライフスタイルの宣伝を禁止する罰則付きの法案」を可決





ロシアは、子どもを持たないライフスタイルの推進を禁止し、トランスジェンダーに友好的な国へのロシアの子どもの養子縁組を禁止

rmx.news 2024/11/12

Russia bans promotion of child-free lifestyle, bans adoption of Russian children to trans-friendly nations

ロシア下院は、映画、広告、ソーシャルメディアを含むあらゆるメディアで子どもを持たないライフスタイルの宣伝を禁止する法案を可決した。

新法に違反した者は最高 4,000ユーロ(約 65万円)の罰金を科せられる可能性があり、公務員がそのようなライフスタイルを奨励した場合は 2倍の罰金が科せられる。

この取り組みは、伝統的な家族の価値観を守り、当局が「壊滅的」とみなすロシアの深刻化する人口減少に対処するというクレムリンの戦略の一環だ。

「ロシアの新世代が伝統的な家族の価値観を重視して成長できるよう、あらゆる努力をする必要がある」とロシア下院でこの法律が可決された後、下院議長のビャチェスラフ・ボロディン氏は述べた。

この動きは、ソーシャルメディアプラットフォームに自発的な子どもを持たないことを促すあらゆるコンテンツの監視とフィルタリングを義務付ける既存の法律の改正を義務付けるものとなる。さらに、主流メディアチャンネルの規約も、遵守を確実にするために改正される。

子どもを持たないことを阻止する動きは、国全体の出生率低下による重大な人口動態上の懸念の中で起こっている。ロシアでは、出生率の向上が国家の優先課題になっていると報道官は強調した。

最近の国連の予測では、ロシアの人口は今後 50年間で 17%減少し、1億2000万人程度にまで減少する可能性があると予測されている。

ロシア下院はまた、医療処置による性別適合手術が合法である国の国民を除外するなど、ロシアの子どもの国際養子縁組に対する新たな規制を承認した。

ロシアの家族法の改正案は、医療介入や公的文書の行政上の変更を含む、あらゆる形態の性転換を認めている国からの個人による養子縁組を禁止した。