米ワシントン州の都市で「十代の喧嘩が昨年比で350%増加した」という警察発表

この学区の声明では、「アメリカ全土の学校で生徒同士の喧嘩が起こっており…」ということで、アメリカはそういう状態にあるようです。





イサクア警察署は、未成年者の喧嘩が350%増加したと報告

KOMO NEWS 2024/10/18

Issaquah Police Department reports a 350% increase in fights among juveniles

ワシントン州のイサクア警察署が新たに発表した数字によると、8月初旬以降、1年前の同時期と比べて未成年者の喧嘩が 350%増加している。警察によると、多くの事件は中学生の未成年者によるものだという。

データによると、8月1日から 10月15日までの間に、イサクア警察は未成年者が喧嘩に巻き込まれたという通報を 18件受けた。2023年の同じ期間には 4件の事件があった。警察は、すべての通報がイサクア市内の公共の場での未成年者の集団によるものだったと指摘した。

さらに警察は、報告された喧嘩の 72%が学校が終わった後の午後 3時から 5時の間に発生しており、学校の敷地の周りやイサクアの学校から数ブロック以内で発生することが多いと指摘した。

さらに、イサクア中学校の校長は保護者に対し、昼食の最初の 15分間は着席しなければならないという規則など、いくつかのキャンパス規則を再確認した。また、これまで何度も喧嘩の現場となっていた近くの丘で放課後に生徒が集まることも今後はできないと述べた。

「学校の安全は何よりも重要であり、いくつかの対策が講じられている」と同氏は書いている。

また、喧嘩を取り締まるため、イサクア中学校では、学校の昼食時間の監督や放課前・放課後の手伝いをしてくれる保護者のボランティアを募集しているとも述べた。

イサクア学区はKOMOニュースへの声明で次のように述べた。

「アメリカ全土の学校で生徒同士の喧嘩が起こっており、私たちの学区でも同様です。私たちは生徒同士の口論を真剣に受け止め、ワシントン州法およびイサクア学区の方針と規則に従って調査します。生徒のプライバシー保護法により、口論の個々の事例、関与した生徒、または懲戒処分に関する具体的な情報を共有することは許可されていません。私たちはいつものように、生徒、スタッフ、家族と協力して生徒をサポートしています」