韓国で、パンデミック下に、小児・若年層の肥満が2倍に増えたことが報告される

 

※) パンデミックの中で肥満が増えているのはどこの国でも同じですが、原因は、ここで言われているような運動不足とかではなく、「長く続く過剰な消毒」だと思われます。

以下に、2018年のカナダの研究である「家庭用洗浄製品は子どもの腸内微生物叢を変え、肥満に寄与する」という論文をご紹介しています。

ヒポクラテスが述べた「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」ことをますます示す最近の研究…


コロナ長期化で小児・若年層の肥満「2倍増」=韓国

wowkorea.jp 2021/10/15

新型コロナ長期化により、小児・若年層の肥満が2年間で約2倍に増えたことが分かった。

15日、国会教育委員会カン・ドゥクグ議員が、健康保険審査評価院の「最近3年間、肥満により病院診療を受けた小児・青少年の現状」を公開した。

これによると、肥満で診察を受けた小児・青少年患者が、2年間で倍に増えた。コロナ前の2018年には2365件にとどまったが、2020年には4698件に急増した。今年は上半期(1〜6月)までに4878件と、すでに昨年一年間の数値を超えた。

教育部(文部科学省に相当)発表の、最近3年間の全国小・中・高学生健康体力評価(PAPS)の結果からも、肥満学生の増加が確認された。

男女学生を合算した肥満度(BMI)は、平均が△2018年21.475で△2020年22.175と、3.26%増加した。学生健康体力評価は小学5年〜高校3年まで実施する体力評価で、肥満度の測定を含め、短距離走・握力・走り幅跳びなどを評価する。

カン・ドゥクグ議員は「コロナ長期化により、学生の課題活動や体育授業が減り、家で過ごす時間が増え、出前・インスタント食品の摂取などが増加し、肥満学生が増えた」とし「パンデミック長期化が、学生の健康に影響を及ぼしており、教育当局の対策が必要と思われる」と指摘した。