[2022年の日本の死者数156万人 戦後最多]という人口動態統計の発表内容についての報道

 

人口動態統計(確定値)は以下にあります。

令和4年(2022) 人口動態統計月報年計(概数)の概況

出生数も当然、戦後最低なんですが、興味深いのは、「20代の女性の出生率の過去40年の下がり方が著しい」ことがわかります。30代はむしろ増えています。

1955年-2022年までの年齢別の出生率の推移

厚生労働省

ここまで構造的なものを見せられてしまうと「出生率が再び上昇することはない」と断言できます。ワクチンを関係させなくとも。


2022年の死者数156万人 戦後最多 死因コロナが前年比大幅増

毎日新聞 2023/06/02

厚生労働省が2日に公表した2022年の人口動態統計で、死亡数は前年比12万9105人増の156万8961人で戦後最多を更新した。

増加幅も戦後初の10万人超えとなった。20年に流行が始まった新型コロナウイルスに感染して死亡したケースや、新型コロナによる自粛生活が影響したとみられる。

死因別では、がんが24・6%(38万5787人)と最多で、心疾患14・8%(23万2879人)、老衰11・4%(17万9524人)と続いた。新型コロナ感染症による死亡は4万7635人で、前年の1万6766人から大幅に増えた。

がんと心疾患が占める割合はここ10年ほど大きな変化はないが、老衰は大きく変化している。13年の老衰は全体の5・5%を占めて5位だったが、毎年割合が増加傾向にあり、10年間でほぼ倍増した。

出生数から死亡数を引いた「自然増減数」は79万8214人の減少となった。