[かみ合わせ悪い3歳児、コロナ禍前の3倍に]という報道

 

こういう悪影響もあるのですね。


かみ合わせ悪い3歳児、コロナ禍前の3倍に…市調査「マスク着用で口閉じる筋力衰えた」

読売新聞 2023/05/31

北海道滝川市内で歯のかみ合わせの悪い3歳児の割合が、新型コロナウイルス禍前の約3倍に増えた。市の調査で明らかになり、同市健康づくり課の歯科衛生士は「マスクで息苦しいため口呼吸をするようになり、口を閉じる筋力が衰えた」と指摘している。

同課によると、市の3歳児健診でかみ合わせが悪い不正咬合と診断された幼児は、コロナ禍前の2018年は12%(242人のうち28人)だったが、コロナ禍の21年は33%(221人のうち72人)に増えた。

上あごが下あごより前に突き出ている上顎前突(出っ歯)や、かみ合わせが深すぎて下の歯が上の歯に隠れてしまうのが不正咬合だ。虫歯になりやすく、そのまま成長すると肩凝りなどの体調不良にもつながるという。空気が直接、喉に当たれば感染リスクが高まり、歯周疾患が悪化することにもなるという。

市は歯と口の健康について啓発するイベントを6月3、4日、市保健センターで開催する。口の周りの筋力測定やガムを使ったかむ力のチェックが受けられる。息を吹くと丸まったストローが真っすぐ伸びる「吹き戻し」遊びなどを呼びかける。