コロナワクチンの世界での総接種数が「133億回」に達していることを知る論文

 

論文自体のポイントは、ワクチンは、

・新型コロナウイルス感染のリスクがむしろ増加する可能性がある

・ガンの増殖や自己免疫疾患のリスクが増加する可能性がある

ことが書かれてある意味深いものですが、133億回という数字に魅了されました。

査読済みの論文で、その概要部分です。

ここに出てくる「 IgG4 」というのは、あまり良くない抗体のことで、以下の記事の後半でふれています。

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In Deep 2022年12月31日


ワクチン接種の繰り返しによって誘導される IgG4 抗体は、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質に対する免疫寛容を生成する可能性がある

MDPI 2023/05/17

IgG4 Antibodies Induced by Repeated Vaccination May Generate Immune Tolerance to the SARS-CoV-2 Spike Protein

概要

コロナウイルス SARS-CoV-2 が世界的に出現してから 1年も経たないうちに、mRNA 技術に基づく新しいワクチン プラットフォームが市場に導入された。世界中で、さまざまなプラットフォームで約 133億 8,000万回分の新型コロナウイルス感染症ワクチンが投与されている。

現在までに、総人口の 72.3%が少なくとも 1回は新型コロナウイルス感染症ワクチンを注射された。

これらのワクチンによってもたらされる免疫は急速に弱まるため、併存疾患を持つ人たちに対しての重篤な疾患を予防するこのワクチンの能力に疑問が持たれている。

そして、他の多くのワクチンと同様に、このワクチンは滅菌免疫を生成しないため、接種した人々が頻繁に再感染する可能性があることを示す証拠が増えている。

さらに、最近の調査では、mRNA ワクチンを 2回以上注射した人々の IgG4 レベルが異常に高いことが判明した。

全体として、IgG4 抗体へのクラススイッチを決定する重要な要因は 3つある。それは、過剰な抗原濃度、ワクチン接種の繰り返し、および使用するワクチンの種類だ。

IgG4 レベルの増加は、IgE 誘発効果の阻害によるアレルゲン特異的免疫療法の成功時に起こる免疫の過剰活性化と同様に、免疫の過剰活性化を防ぐことで保護的な役割を果たす可能性があることが示唆されている。

しかし、新たな証拠は、mRNA ワクチンを繰り返し接種した後に検出される IgG4 レベルの増加が報告されているが、これは防御機構ではない可能性を示唆している。

それよりも、これは、自然な抗ウイルス応答を抑制することによって、無抵抗の SARS-CoV2 感染と複製を促進する可能性があるスパイクタンパク質に対する免疫寛容機構を構成する。

高抗原濃度の mRNA ワクチン接種を繰り返すことによる IgG4 合成の増加も、自己免疫疾患を引き起こす可能性があり、感受性のある個人ではガンの増殖や自己免疫性心筋炎を促進する可能性がある。