皮膚疾患発症100日後に血管内皮とエクリン腺からワクチン由来スパイクタンパク質が検出されたという高知大学の論文

 

皮膚疾患発症100日後に血管内皮とエクリン腺からワクチン由来スパイクタンパク質が検出されたという高知大学の論文

エクリン腺とは、ほぼ全身にある汗腺です。つまり、この論文の通りですと、汗からも常時、スパイクタンパク質が外に向かって出ていることが推測されます。論文はこちらにあります。

その概要です。

丘疹性紅斑というのは、皮膚の疾患です。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチン接種後の持続的集密性黄斑丘疹性紅斑の症例は、真皮深部の血管内皮細胞とエクリン腺によって発現される病変内スパイクタンパク質と関連している可能性がある

onlinelibrary.wiley.com 2023/05/08

A case of persistent, confluent maculopapular erythema following a COVID-19 mRNA vaccination is possibly associated with the intralesional spike protein expressed by vascular endothelial cells and eccrine glands in the deep dermis

概要

今回我々は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン(BNT162b2)の2回目の投与後に発症した集密性斑状丘疹性紅斑を呈した 86歳の日本人女性を報告する。

彼女の皮膚病変は時間の経過とともに広がり、3か月以上続いた。

驚くべきことに、発症から 100日後の病変の免疫組織化学的染色により、真皮深部の血管内皮細胞とエクリン腺によって発現される新型コロナウイルス感染症スパイクタンパク質が明らかになった。

彼女には新型コロナウイルス感染症の感染事例がなかったため、スパイクタンパク質は mRNAワクチンに由来する可能性が高く、それが彼女の皮膚病変の発症と持続の原因である可能性がある。

彼女の症状は長期にわたり、プレドニゾロン (※ ステロイド剤の一種)の経口投与が行われるまで難治性だった。