224日間の戦闘の末、ロシア軍がバフムトの完全な占領を発表

 

バフムトの戦闘は、実に 224日に及びました。

日本の報道とロシアの報道をどちらもご紹介します。まず、日本のテレビ朝日の報道からです。


【速報】ロシア国防省がウクライナのバフムト制圧を発表 プーチン氏も祝福

テレ朝 news 2023/05/21

ロシア国防省はウクライナ東部の激戦地バフムトの完全制圧を発表し、プーチン大統領もこれを祝福しました。

ロシア国防省は21日、ウクライナ東部の激戦地バフムトについて、「ロシア軍の支援を受けたワグネルの攻撃で、解放が完了した」と発表しました。

これに先立ちロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏も廃墟の街の中でロシア国旗を掲げる映像をSNSに投稿し、バフムトの完全制圧を主張していました。

タス通信によりますと、プーチン大統領がバフムトでの作戦完了を受け、ワグネルとロシア軍を祝福したということです。

一方、ウクライナ軍の報道官は20日、現地メディアに対して「戦闘は続いており、我々はバフムトで多くの建物を保持している」とプリゴジン氏の主張を否定しています。

 

以下は、ロシア RT の記事です。


ロシア国防省が、バフムトの完全な解放を発表

RT 2023/05/21

Минобороны России заявило о полном освобождении Артёмовска

ロシア国防省は声明で「南部軍集団の大砲と航空の支援を受け、ワグネル突撃部隊の攻撃行動の結果、バフムトの解放が、戦術的方向に沿って完了した」と述べた。

これに先立ち、ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、バフムトの占領と、すでにロシア軍の完全な支配下にあることを発表した。

また、ドネツク人民共和国の長官代理であるデニス・プシリン氏は、バフムトの解放に対するドネツク人民共和国の国家賞の創設を開始した。