今日近くのコンビニに行きましたら、わりとよくこの店にいらっしゃる、比較的お若い女性の店員さんが「マスクをしていない」のでした。
この方とは何度か話したことがありまして、私が、
「店員さんたちもマスクしなくてよくなったんですか?」
ときくと、ものすごく嬉しそうに
「ええ」
と笑って答えてくれました。
私 「ずいぶん楽になったんじゃないですか?」
店員さん「ええ。ずっと、とりたかったです」
私 「よかったですね」
店員さん「今まで、店員同士でも顔を知らないまま仕事してましたからね」
私 「そっかあ」
それを聞いて、「ああ、このことが全国的に起きてたんだなあ」と思いました。学校でも職場でも。
一緒に働いている人の顔を知らない。この3年内に会社に入った人たちでは多いように思います。食事の時にはとれるといっても、社員全員で食事に行くわけじゃないですし、「顔を知らないままの同僚」がこの社会にたくさんいる。
そして、驚いたというか、その店員さんのお顔なんですが、想像していたのと…って、まあ特に想像していたわけではないですけれど、「こんなお顔してたんだ」と。
人の印象において、「口がものすごく重要」であることがよくわかりました。口が見えないと、それは人の顔とはいえない、と。
ともかく、久々に当たり前の光景を見られました。