ソフトバンクグループの去年4月から今年3月までの連結決算は 9701億円の巨大な最終赤字に

 

アナリストたちの事前の予測は以下のようなものでした。

> 野村証券の増野大作アナリストは…通期の純損益は899億円の赤字とみる。ブルームバーグが集計したアナリストらの予想平均は3437億円の赤字。 ブルームバーグ

欧米のスタートアップ企業が崩壊していくのは、今年後半とみられますので、そこに多くの投資をしているソフトバンクGは今後も厳しそうです。以下の記事に、「米国のスタートアップの 80% が 2023年に破綻に直面している」ということについて書かせていただいています。

[参考記事] 「地球規模のシステミック・メルトダウン」
In Deep 2023年3月12日


【速報】ソフトバンクG 去年4月から今年3月までの連結決算 9701億円の最終赤字…赤字は2期連続

TBS NEWS DIG 2023/05/11

ソフトバンクグループが発表した去年4月から今年3月までの連結決算によりますと、最終損益は9701億円の赤字になりました。2期連続の赤字です。

ソフトバンクグループの発表によりますと、去年4月から今年3月までの連結決算は最終損益が9701億円の赤字になりました。1兆7080億円の赤字だった前の期に続いて、2期連続の最終赤字です。

中国のアリババ株を手放したことで5兆円の利益が発生しましたが、それでも最終赤字となりました。

世界的な金利上昇に伴い新興企業を中心に業績や株価が低迷していて、傘下のソフトバンク・ビジョンファンドが投資する企業の価値が下がったことなどが主な要因です。