マレーシアで、高齢者とシノバック接種者にブースターショットを「義務化」

 


高齢者とシノバック接種者に追加接種「義務化」

NNA 2021/12/17

マレーシアのカイリー・ジャマルディン保健相は16日、60歳以上の高齢者および中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチンを接種した18歳以上の成人に対し、追加接種(ブースター接種)を事実上義務付ける方針を示した。

来年2月までに接種を受けなかった場合、政府の新型コロナ対策アプリ「マイスジャテラ」上の接種記録が「接種完了」から「未完了」になり、行動制限を受ける可能性がある。

高齢者については、米ファイザー製、英アストラゼネカ製を含む全てのワクチン接種完了者が対象となる。ブースター接種の時期は、米ファイザー製と英アストラゼネカ製では2回目の接種から6カ月後、シノバック製では3カ月後となっている。

マレーシアでは、ワクチンの接種完了者にのみ州をまたいだ移動や飲食店での店内飲食などを認めている。

カイリー氏によると、ブースター接種を迅速化するため、首都圏を皮切りに再び大規模接種会場を立ち上げる計画。ブースター接種は現在、保健省が所管する非営利企業プロテクトヘルス・コーポレーションの下、開業医や民間病院などが担っている。

■年末年始の大規模催し禁止

カイリー氏はまた、新たな変異株「オミクロン株」の流行が懸念される中、クリスマスや新年を祝う大規模な催しを禁止する方針を示した。

家族や友人など親しい人々との集まりは禁止しないが、参加者には家庭用の新型コロナ検査キットを使用して事前に検査するよう求めている。