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終末ロック

終末CDR13:東京に出てきた年の気持ちは大事にしよう。レベル・トゥルース – オール・アイ・ノウ(1982年)

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レベル・トゥルース
rebel-trurh-band

 

北海道から東京に出てきた1982年という年は、たとえば、太陽活動などからいっても、すでに活動最大期は終わっていた頃でした。思い出してみても、全体として「興奮の時代」は終わっていました。今と似た感じですかね。

それで、私が東京に出てきたその時期には、「パンク」というムーブメントは、 1980年代初頭に事実上終焉を迎えていたんですが、その後に、なぜさらに激しいハードコアパンクというものが出てくるのですね。

ハードコアパンクというのは、私感でいえば、「激情」と共に生まれた 1970年代のパンクとはまったく違う「冷静な意志から生まれた」ものです。

どちらかというと、「そのパンクに高度の意識を持ち込みたいというマニアックな創造欲」から生まれた気がします。

それで、ハードコアパンクは、基本的には「イギリスと日本だけ」みたいな形で始まったカルチャーだったんですが、「アメリカ」にもあるにはあったんですね。

イギリスと日本のハードコアパンクに慣れていた私などには、アメリカン・ハードコアは「音楽性に対しての意志がアレだよな」というようなことで、若い時は興味の対象外だったんですが、50歳を過ぎてから聴き直してみますと、「若いんだから、これはこれで全然アリだよな」と思うようになりました。

杜撰で軽く見えても「行き所のない青春時代の気持ちの露出」が、十分に感じられて、むしろ愛らしい感じもします。

 

私たちは一生反抗する。

 

私も含めて、そう思っていた時代なのだから、これでいいんだと。

そんなアメリカン・ハードコアで好きな曲を一曲。

Rebel Truth – All I Know (1982)

 

軽くてもバカでも表現してるんだから。
その記録が今でもこうやってインターネット上にあるのだから。

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レベル・トゥルース – オール・アイ・ノウ(1982年)
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ヴァセリンズ – DUM-DUM (1989年)
ラルフ・ニールセン&ザ・チャンセラーズ - スクリーム(1962年)
ゲイリー・ウィルソン - アイ・ワナ・ルーズ・コントロール(1977年)  
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ヴァセリンズ - エグジット・ザ・ヴァセリンズ(2010年)  
ザ・ジャガーズ - イッツ・ゴナ・ビー・オーライト(1966年)