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終末CDR18:失われた生命へのラブレター … イールズ / ゴーイング・フィータル(2005年)

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イールズ
Eels_at_Birmingham_Town_Hall_26Feb2008Eels_(band)

 

イールズというのはアメリカのロックバンドで、この「ゴーイング・フィータル」(Going Fetal / 胎児になっていく)という曲は、とても好きなポップな曲ですが、そこには「生命の消失」について考えに考えた末のポップスだという、考えさせる意味が含まれています。

eels – Going Fetal (2005)

 

この曲が収録された『ブリンキング・ライツ・アンド・アザー・レヴェレイションズ(Blinking Lights And Other Revelations)』というアルバムは、このタイトル自体が

「きらめく光たちと、さまざまな啓示」

という大仰なものとなっているのですが、これは意味なく大仰なわけではなく、このバンドのリーダーの本当の心境を物語っています。

このイールズのバンド・リーダーは、この何年か前に、ふたりの姉妹を「ふたりとも同時に自殺で失う」という事態に直面した後、続けて親が死亡するという、一気に肉親たちを亡くしてしまうという、まあ悲劇に直面して、そして、それ以来、彼の曲はむしろ美しくポップになっていったのでした。Amazonのレビューには、以下のように書かれています。

彼はかつてセカンドアルバムにおいて、彼の姉妹の同時自殺と彼の母の末期の病気を扱い、その絶望的で悲劇的な出来事とは反する牧歌的とも言えるような美しいポップ作品を作った。

自問自答を繰り返し、内省のなかから歌を紡ぐ彼の制作スタイルは自らの叙事詩ともいえ、だからこそ、深く心を打つのだろうか。

近い人たちの死は、誰にとっても衝撃的なことであるだけに、その後に、それをどのように自分の中に保ち続けるかは人それぞれでしょうけれど、確かにずーっと嘆いて、泣いていたままでいいというものでもないようには思います。

イールズのその後のアルバムが生命へのメッセージと言われていることには、そのような理由があります。

確かに、いくつかのイールズの曲は感動をおぼえるものでもあります。







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終末カウントダウンロック/リスト
キリング・ジョーク / オーモスト・レッド(1979年)
トム・ウェイツ/ ハングオン・セント・クリストファー(1987年)
セバドゥー / ディサイド(1999年)
ガイデッド・バイ・ヴォイシズ / スマザード・イン・ハグズ(1994年)
フリッパー / Ha ha ha (1984年)
アート・ベアーズ / モーリス・ダンシング(1978年)
イールズ / ゴーイング・フィータル(2005年)
ザ・バッグズ / ディスコズ・デッド(1979年)
ザ・ファッグス / キル・フォー・ピース(1966年)
The 5.6.7.8’s – スリー・クール・チックス(1995年)
ダニエル・ダックス / エヴィル=ホンキー・ストンプ(1984年)
レベル・トゥルース – オール・アイ・ノウ(1982年)
フィオナ・アップル – クリミナル(1996年)
ザ・プリティ・シングス – S.F.ソロウ・イズ・ボーン(1968年)
ザ・ディヴィアンツ – チャイルド・オブ・ザ・スカイ(1967年)
リー・モージス – ハウ・マッチ・ロンガー(1967年)
レッド・ツェッペリン – カシミール(1975年)
ヴァセリンズ – DUM-DUM (1989年)
ラルフ・ニールセン&ザ・チャンセラーズ - スクリーム(1962年)
ゲイリー・ウィルソン - アイ・ワナ・ルーズ・コントロール(1977年)  
アウトサイダーズ - サマータイム・ブルース(1966年)  
イントクシカ - ザ・センチュリオンズ(1963年)  
ヴァセリンズ - エグジット・ザ・ヴァセリンズ(2010年)  
ザ・ジャガーズ - イッツ・ゴナ・ビー・オーライト(1966年)