先日、タイのバンコクに行ってまいりました。
タイに行くこと自体はこれが生涯で4度目で、初めてというわけではなかったのですが、今までは女性との旅行ばかりでした。
しかし、今回は年下の友人Sくんとのバンコク男2人旅です。
全行程4日という短い旅行ですが、バンコクに行くのも5〜6年ぶりなので、とても楽しみにその日を待ちこがれていました。
そして、「男2名のタイ旅行」ということで、私は今回、どうしてもバンコクでしてみたいと思っていたことがありました。
それは、バンコクの日本人クラブに行ってみたいという強い希望でした。
バンコクには様々な歓楽街があります。有名どころでは、どちらかというと白人向けの歓楽ストリート「パッポン」があります。
このパッポンではゴーゴーバーというスタイルの店が有名で、何十名もの水着の女性たちがお立ち台の上で踊り、男たちはビールを飲みながらその様子を鑑賞する、あるいは好みの女性がいる場合、店との交渉でその女の子たちを外に連れ出すことができるという、かなり直接的な風俗ストリートです。
連れ出した後に女の子と何をしようがその人たちの勝手ですが、たいていは同じようなことになるのでしょう。
この「ゴーゴーバー密集地帯」はパッポンの他にも多数あり、それぞれで毎晩遅くまで白人たちがハシャぎまくっています。また、これらの通りは今では普通の観光地にもなっていて、女性がお店に入ってビールなどを飲んでもまったく問題はありません。ちなみに、ビールは1杯300円程度などで、非常にリーズナブルな歓楽地帯でもあります。
そのパッポン通りから少し離れたところに「タニヤ通り」と呼ばれる全長200〜300mの道があります。そして、このタニヤ通りこそが、日本人のためだけに作られた日本人専用の歓楽地帯なのです。
日本人駐在員3万人、日本人観光客数十万人とも言われているタイ。そういう国で「日本人だけが飲んで遊べるエリア」というのができたのは自然の道理とはいえるところでしょう。日本人には絶対的に排他的な部分があって、特にオジサンたちは異国の人々が遊ぶ場所で一緒になって楽しむことができないというような事情もその背景にはあるのかもしれません。
この通りは実に異常な外観をしていて、タイであるにも関わらず、ビルや道端のお店には日本語の看板がズラッと並んでいて、歌舞伎町かどこかにいるのかと勘違いするほどの日本景観を晒しています。
また、遊ぶスタイルも白人向けのエリアとは大きく趣を異にします。
パッポンなどの歓楽街がゴーゴーバーや、バービアと呼ばれるカウンターバーを中心としてお店が作られているのに対して、タニヤはまったく違います。
タニヤは日本のクラブ、クラブのシステムをそのまま採用したのです。
つまり、ボックス席があって、ホステスさんがドレスやスーツなどのユニフォームを着て座ってお酒を注いだりして接待してくれる、あの日本式のクラブシステムを持ち込んだのです。
バンコクにはそういう日本のクラブやクラブのようなお店がズラッと並んでいる一画があるということなのです。
これらの情報は普通の観光ガイドからは抹殺されている部分があって、大体は載っていません。そんなわけで、タイに行ったことがある人でも存在を知らない人もいるかもしれませんが、しかし、現地駐在員でこのエリアを知らない日本人はいません。
そういう場所です。
クラブ好きな私が今回のタイ旅行でこの地に赴かないという手はないでしょう。
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