【いよいよタニヤへ】
実は私にはひとつだけ武器になる雑誌がありました。
以前、コラムで、ススキノに行った際に「ススキノTOWN情報」という雑誌の広告がススキノのクラブを歩き回るのに大変に参考になったというようなことを書いたことがあるのですが、バンコクにも実は似たような日本語情報誌があるのです。「Gダイアリー」と
いう雑誌がそれで、記事そのものは「アフガンのその後」など硬派なものも多いのですが、この雑誌の広告スペースのほとんどは日本人クラブとマッサージ系の
お店のもので埋め尽くされています。私はこの雑誌を成田空港で偶然見つけて買っていたのですが、バンコクのコンビニでもキオスクでもどこにでも売っていま
した。
私はホテルでこの雑誌の広告を食い入るように眺め、そこに「Gダイアリーを見た、で割引」のお店を見つけました。「a Doll」というお店です。
その前にタニヤの日本人クラブの大体の料金体系について触れなければならな
いでしょう。これもGダイアリーで勉強した流用のようなものですが、まず、基本的にはボトルを入れなければなりません。バンコクの日本人クラブでは、なぜ
かシーバスリーガルが定番となっています。これが店によって、1000バーツ程度から3000バーツ程度まで様々。日本円でいうと、3000円から
9000円くらいまでということになります。
以下、日本円で書きますが、ここにテーブルチャージが1500円程度から上は様々、ホステスさんのドリンク(これはホステスさんが飲む飲まないは一切関係なく、30分ごとに強制的につきます)が500円くらいから上は様々、チーママさんへのドリンク(これも強制的に加算されます)がやはり500円くらいから、他におつまみセットが1000円程度から上は様々・・・というように、次から次へといろいろなものが加算されていきます。
要するに。
一人客の場合だと、下手をすると2時間飲んで1万5千円くらいになってしまうことがあるということです。人数が多くなれば、ボトルの代金分は割り勘で安くなりますが、テーブルチャージは増えていくので同じようなものでしょう。
これは確かに高いです。
特に私のように、吉祥寺の「初回のお客さん3千円飲み放題」のようなお店に行っていた人間にとっては恐ろしくさえ思える金額です。
しかし、これはひとつの例であって、実際にはタニヤでも初めてのお客さんに
は様々な割引を施している場合が多いようです。また、お店には必ず日本語が普通に話せるマネージャー、あるいはチーママなどがいて、入る前に十分料金につ
いての話し合いをしておけば、それほど恐れることもないということも、後にわかりました。
私の選んだ「a Doll」というお店は、マネージャーさんとの交渉で「初回のお客さんは最初の1時間約2000円程度」の料金でOKということになりました。また、ボトルも2500円ほどにしてくれるということになり、私たちは安心して入店することができました。
そんなわけで、とにかく私は憧れのバンコク日本人クラブへの第一歩を記したのです。