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バンコクの夜

 

バンコクの夜
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バンコクの夜  コラム



(続き)

これは要するに、

「今だったら、500バーツ(1500円)店に払えば、この子連れ出してナンかヤッちゃってもいいのよ。もちろん、ナンかやった後は女の子にお金をちゃんと払ってね。その時は2000〜3000バーツお願いね。でも、ま、それは本人たちの問題だから」

という意味のことを短く書いてあると思ってください。
もっと簡単にいうと「この子を買え」と私に言っているのです。

「いや、しかし、それは・・・」と思いながらも、その20歳の超美少女の方を見ていると、ニコニコとして私を見ています。しかし、やはり私は断りました。その途端、女の子は「マジ?」という驚きの顔で私を見ました。
「この子のプライド、傷つけちゃっただろうか」とも思いましたが、我々は女性を買いに来たわけではないので、これは状況的な局面としては断る以外の方法などありません。
そこで、私は「今日ちょっとこれから友達と会うから」とかなんとか言い訳をしました。女の子は「それなら仕方ないわね。明日はこの店に来る?」(全部、片言の英語同士なので、こういう流暢な意志疎通ができているわけではありません)とも言われました。
私は「多分・・・いや、絶対来る」と言って、とりあえず店を出ることにしました。

その後、S君とふたりでパッポンから少し歩き、日本人クラブのあるタニヤ通りに到着しました。

「ここがタニヤか・・・」

感慨深げにタニヤの街を眺めている私でしたが、しかし、いろいろと余計な道周りをしてしまったせいで、時間がもう11時近くになっています。
Sくんが、

「今日はタニヤはやめましょう」と急に言い出しました。
「しかし、それでは当初の目的が・・・」と私も抵抗しましたが、しかし、確かに少し疲れているのも事実でした。
しようがないので、我々は屋台でラーメンを食べて、ホテルまで戻り、この夜はホテルで二人で酒を飲んで過ごしました。

そして、明日こそは日本人クラブに初挑戦すると堅く心に決めていました。


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